「もう五十歳を過ぎたし今更治療しても手遅れだろう」「歳相応の枯れ方だと思えばいい」と半ば諦めの境地で自身の薄毛を受け入れようとしていた私が定年後の第二の人生を若々しく楽しみたいという思いと娘の結婚式にかっこいい父親として出席したいという明確な目標ができたことでダメ元でAGA治療に挑戦し想像以上の結果を得られたビフォーアフターの記録は同世代の中高年男性にとって大きな希望となるはずです。私がクリニックの門を叩いたのは五十四歳の時で頭頂部から前頭部にかけて広範囲に地肌が露出し残った髪を横に流して隠すいわゆるバーコードヘアも限界を迎えていましたが担当医は「二十代に比べれば細胞の分裂速度や代謝は落ちていますが毛根が完全に死滅して瘢痕化していなければ回復の余地は十分にあります」と力強く励ましてくれました。ただし年齢的に肝機能や心臓への負担を考慮する必要があったため定期的な血液検査を必須とし副作用のリスクが低い外用薬を中心としつつ必要最小限の内服薬とサプリメントによる栄養補給を組み合わせたシニア向けの慎重な治療プランでスタートしました。若い人のように数ヶ月でフサフサになるような劇的なスピード感はありませんでしたがじわじわと時間をかけて産毛が増え始め治療開始から一年後のビフォーアフター写真では頭皮が丸見えで寂しい印象だった私の頭が白髪交じりではありますが全体的にボリュームが出て地肌が隠れるようになり見た目年齢は十歳以上若返ったと家族や同僚からも驚かれるまでになりました。何より嬉しかったのは娘の結婚式でモーニングを着て堂々とバージンロードを歩くことができた瞬間であり写真に残る自分の姿に自信を持つことができたのは何物にも代えがたい喜びであり治療費以上の価値があったと確信しています。また五十代からの治療は単に髪を生やすだけでなく健康管理の一環として食生活や睡眠運動習慣を見直す良いきっかけにもなり結果として気力体力ともに充実し定年後の趣味や旅行を精力的に楽しめるようになりました。年齢を言い訳にして諦めるのは簡単ですが人生百年時代と言われる今五十代はまだ折り返し地点であり残りの半世紀を豊かな髪と自信と共に過ごすための投資は決して遅すぎるということはなく医学の力を借りれば私たちはいつからでも変わることができるのです。
50代から始めたAGA治療のビフォーアフターと第二の人生